初めての海外旅行。せっかくの機会なので、安心して楽しみたいですよね!
そのためには、行先選びを厳選する必要があります。そこで、今回は初心者でも、女性だけでも、気軽に街歩き、夜歩きが楽しめる行先を3つ厳選してご紹介します。
目次
初心者でも安心して街歩き出来る旅行先
楽しく街歩きをするには条件があります。
大前提として「治安が良い」ことが挙げられますが、それ以外に以下の3点を押さえておきたいのです。
- アクセス:交通の便が良いところでないと気軽に街歩き出来ません。
- 観光立地:近距離に観光地が点在している方が望ましいです。
- グルメ:食べ歩きに適した、レストラン、B級グルメを楽しめる。
アクセス
日本国内からのアクセスのし易さや、現地空港から市内への経路、所要時間などを見ていきます。
観光立地
市内中心部から、気軽に歩ける距離に観光のみどころがあるかや、1つの地区に観光地が集まっているかなど、観光の便利さを見ます。
グルメ
観光客が簡単に見つけることが出来、尚且つ気安く入店出来るレストランについて目を付けていきます。また、B級グルメが食べられる屋台や市場などがあるかどうかもポイントです。
台北
誰もが認める親日国台湾をまずはご紹介します!ここは、初心者海外旅行者鉄板の旅行先です!
アクセス☆☆☆☆☆
主要空港のみならず、地方空港からも直行便が多数運行しています。フライト時間は3時間前後と飛行機が苦手な方も楽々で利用出来ます。
料金もLCCを利用すれば、片道1万円を切ることも。レガシーキャリアを利用しても、往復5万円を超えることはないので、お財布にも優しいです。
台北桃園国際空港から台北市内では、空港MRTで30分あれば到着出来ますので、移動も安心です。
観光☆☆☆☆☆
中心都市台北市だけでも見どころは満載です。世界3大博物館に数えられる「故宮博物院」を始め、総統府や台北101は台北観光から外せません!
その他にも、台北随一のパワースポットの「龍山寺」や台北の秋葉原と呼ばれる「西門街」など1日ではとても回り切れません。
また、台北郊外に目を向けると千と千尋のモデルとなった「九份」や夕日が美しい「淡水」、港町「基隆」、そして日本の有名旅館加賀屋がある「北投温泉」など台北周辺だけで十分に楽しめてしまいます。
地方都市も「高雄」や「花蓮」なども一見の価値ありで、本当に飽きさせてくれないのが台湾です。
食事
本場の「台湾料理」が楽しめます。永康街の「鼎泰豊」は小籠包の世界的名店です。また、台湾家庭料理店の「欣葉」では極上の東坡肉が味わえます。
B級グルメでは、夜市が台北市内各地に点在しています。最も有名なのは「士林夜市」で、連夜観光客で賑わいます。
また、「饒河街観光夜市」や「寧夏夜市」も最近、日本人観光客が増えて、以前のローカルな雰囲気が消えつつある替わりに、安心して歩ける夜市となっています。
総合評価☆☆☆☆☆
日本から近く、気軽に行けるのがいいですね。観光も質・量ともに満足出来ます。なによりグルメが充実しています。さらに、治安も安定しており、初海外街歩きするなら1番おススメです。
注意点は運転が荒いので交通事故にだけは注意してください。
バンコク
東南アジア随一のメガロポリスに成長しつつある「バンコク」ですが、少し歩けばローカルな雰囲気もまだまだ楽しめます。
アクセス☆☆☆☆
国内主要都市から直行便がレガシーキャリア、LCCともに出ています。バンコクには主要空港が2つあって、主にLCCはバンコク市内に近い「ドンムアン空港」に到着します。
レガシーキャリアは若干離れた「スワンナプーム空港」に到着しますが、スワンナプーム空港からはエアポートレールリンクで簡単にバンコク市内までアクセスすることが出来ますので、どちらにしても、それほど手間は掛かりません。
街歩きの際にも、MRT(モノレールのようなもの)やBTS(地下鉄)を利用すると、割とどこへでも行けます。
特にBTSは2019年に今まで行きにくかった、ヤワラートや王宮付近まで延伸したので、さらに使いやすくなりました。
観光☆☆☆☆☆
観光都市なだけあって、観光地には事欠きません。
王宮周辺には、エメラルド寺院、ワットポー、ワットアルンなど定番の観光地があります。シーロム地区から少し歩けば、バンコク市民の憩いの場である、ルンビニー公園があります。
少し、郊外に出ると、インスタ映え必至のワットパクナムやピンクのガネーシャを見ることが出来ます。
そして、車で2時間圏内には、ダムサドゥワク水上マーケットやバンパイン宮殿、そして、古都アユタヤまで観光することが出来ます。
1週間掛けてもまだまだ見足りない街、それがバンコクです。
グルメ☆☆☆☆
タイ料理が好きな方も多くいらっしゃると思います。
タイカレーやカオマンガイなどは街の至る所で食べることが出来ます。また、タイスキもMKレストランやコカレストランなど、どこでもおいしく食べることが出来ます。
また、ソンブーンのパッポンカリーも是非食べて欲しいです。あと、タイはフカヒレを安く食べることが出来ます。市内中心部やヤワラートで食べてみてください。
B級グルメですが、以前はバンコクの日常の風景だった屋台がどんどん排除されていて、少し寂しくなってきました。
ですが、各市場はまだまだ元気です。アジア最大の市場と呼ばれる、チャトチャックウィークエンドマーケットやインスタ映えの聖地タラートロットファイ、
気軽に行けるパッポンナイトマーケット、また、線路の上にある変わった市場のメークロン市場など、楽しい市場がいっぱいです。
総合評価☆☆☆☆★
日本から直行便で約6時間で、少し遠いかもしれません。そして、地方空港からは直行便がないので、主要空港まで国内移動することになります。ただ、到着してからの空港アクセスも完備されていますので、それほど大変ではありません。
観光地は文句なしに多彩です。昼夜問わず、思う存分街歩きが楽しめます。治安においても、人気のない道さえ通らなければ問題ありません。ですが、深夜、酔っ払って1人で歩くことはあまりおススメしません。
グルメについては、タイ料理は好き嫌いがあると思いますので☆4にしました。
街の至る所に寺院があるので、異国情緒満載です。十二分に街歩きを楽しめるはずです。
ソウル
日本から最も近い国である韓国。首都ソウルは韓流流行の発祥地としても、非常に人気のある街です。
日本語が通じるお店もたくさんあり、街歩きを気軽に出来ると言えるでしょう。
アクセス☆☆☆☆☆
日本の主要空港、地方都市から直行便が出ています。所要時間も2時間前後なので、非常に楽です。ただし、日本からの便のほとんどは仁川空港となるので、ソウル市内まで1時間半~2時間掛かってしまうのが難点です。
街歩きはソウル中心地がメインになります。地下鉄を使えば、気軽にどこでも行けるので、そこは安心出来ます。
ソウルからの帰国便の手続きはソウル市内で出来ます。空港の長い列に並ばなくていいですし、出国審査もその場で出来るので非常に便利です。
事前搭乗手続きが出来るのは、
の2か所です。私が実際に行ったのはCOEXの江南都心空港ターミナルでしたが、航空会社チェックインと出国審査あわせて15分も掛かりませんでした。
そしてCOEXから仁川空港行のバスに乗れますので、思いっきり便利です。
観光☆☆☆
ソウル市内には観光地はあまりありません。強いて言えば、ソウルの街歩き自体がメイン観光になります。
韓流ドラマのロケ地を巡ったり、韓流スターに会えるかもしれない江南を歩いたり、などある意味純粋に街歩きを楽しめます。
郊外ですが、KTXで慶州に行けば、新羅王朝時代の歴史的遺産など見ごたえのある観光をすることが出来ます。ソウルから慶州までは所要時間30分ほどです。
また板門店も一見の価値があるので、観光を楽しみたい方はソウル郊外へ出かけましょう。
グルメ☆☆☆☆☆
カルビ、チゲ、サムギョプサルなど、日本人にも馴染みがある韓国料理。カルビは濃いめの味付けのタレが非常においしいですし、寒い冬には辛熱いチゲは最高においしいです。
また、ソウル市内には屋台も点在していますので、気軽に食べ歩き出来るのもうれしいです。ジャンクフートもチキン店やチーズドッグみたいに気楽に食べられるものが溢れています。
総合評価☆☆☆☆
とにかく日本から気軽に行けちゃうところが高評価です。特にLCCが充実しているのがいいですね。(距離が近いので、座席が狭くても短時間なら我慢出来ます)
グルメも日本人好みの料理が充実していますし、ショッピングもコスメなど、特に女性がうれしい街並みになっています。本当に街歩きするにはもってこいの街と言えるでしょう。
ですが、やはり観光地が少ないのは寂しいです。ソウルへ行く際は街歩きを楽しむことに割り切って楽しんで頂ければ良いと思います。
まとめ
3都市を紹介しましたがいかがでしょうか?どの都市も魅力があるので、ご都合とご予算に応じて選んでみてください。
また、ローカルな乗り物、現地ならでは乗り物で移動するのも楽しいので、機会があれば体験してみてください
その他にも、魅力的な街歩きが出来る都市がたくさんありますので、是非いろいろな都市で楽しみましょう!
最後に、いくら治安が悪くないと言っても、暗い夜道や裏通りを歩くのは、どの都市でも危険です。日中でも、人気のない路地は避けて、夜は大通り以外は避けましょう。