海外旅行に行きたい!でも何を準備すればいいかわからない・・・
そんな方でも簡単に出来ちゃう3つのステップを紹介します!
初めての海外旅行に行きたい!でも、海外って行ったことないし、ちょっと不安。何を用意すればいいのかわからないって方多いですよね。
海外旅行は、慣れてしまえば1人でも行けます。また女性の方でも気軽に行けるので、そんなに難しくはありません。
この記事では、初めての海外旅行で何を準備すればいいのかわからない方のために、必要なものをご紹介します!
この記事を読めば大丈夫です!
目次
パスポートの準備をしておこう
まずパスポートの準備をしましょう!
パスポートが無ければ海外旅行に行けません!
パスポートが無ければまず航空券の手配が出来ません。
飛行機に乗れないですし、ホテルの予約時にも必要だからです。
査証(ビザ)が必要な国なら査証が取得出来ません。そして何よりどこの国であろうと入国が出来ません。
パスポートは海外旅行に行く際に一番重要な持ち物です。また、発行に時間がかかるので、早めに作るようにしてください。
パスポートを取得するためには・・・
一般旅券発給申請書(1通)
各都道府県パスポートセンターに行けば入手出来ますがパスポートセンターが遠方の場合、各市町村役場にも備え付けてあります。
パスポートセンターで記入する自信がない場合は市町村役場で複数枚貰って書き損じても大丈夫なようにしておきましょう。
申請書はダウンロード出来ます。
名前に関する注意事項
パスポートに記載するローマ字はヘボン式です。
ヘボン式ローマ字とは?
日本語表記からアルファベット表記に置換出来る代表的なローマ字表記法です。パスポートに申請する表記は必ずヘボン式ローマ字にしてください。
例えば「しょうこ」さんだと「SHOKO」になるのですが「きょうこ」さんだと「KYOKO」になるわけです。
さらに気を付けないといけないのは「B・M・P」です。「B・M・P」の前が「ん」の場合、通常「ん」は「N」なのですが「B・M・P」が後に続く場合「N」ではなく「M」の表記になるわけです。
例)「ほんま」さんは「HONMA」ではなく「HOMMA」となりますので注意が必要です。
こちらのサイトに詳細が掲載されていますので参考にしてみてください。
未成年者の申請について
未成年者(未婚の20歳未満)の申請には法定代理人の署名が必要になります。(一般旅券発給申請書の裏面に記入欄があります)親権者または後見人の署名を必ず記入してもらってください。
戸籍謄本(戸籍抄本)
戸籍謄本の戸籍抄本の違いはわかりますか?戸籍謄本は戸籍原本の写しなので戸籍に載ってる全員の情報が入っています。戸籍抄本は指定の人を抜き出したものです。
パスポート申請の場合どちらでも構いません(役所に支払う手数料も同額です)必ず過去6か月以内に取得したものを持参してください。
住民票の写し
基本的にこれは必要ありませんが一部の方で必要になる場合があります
a)住民基本台帳システムネットワークの利用を希望されない方
中にはそういう方もいらっしゃるかもしれません。特に戸籍謄本を申請する際に同時に住民票も取れるので手間も掛かりません(費用は掛かりますが)どうしてもイヤ!という場合は住民票を取得し提出してください
b)単身赴任や就学で本籍地以外の都道府県でパスポート申請される方(都道府県ごとに対応が違う場合があるので必ず該当地のパスポートセンターに確認してください)
証明写真
各パスポートセンターには必ずと言っていいほどパスポート用の証明写真を求めることが出来ます。
どうしてもこだわりがある方は各地の写真屋さんで必ずパスポート申請で使用する旨を伝えて用意してください。(5年または10年そのままの画像になりますのであとで後悔しないでください(笑))
身分証
基本的には顔写真が掲載されている公的書類になります。
マイナンバーカード,運転免許証,船員手帳など
それらを持っていない場合は下記のAから1点、Bから1点の合計2点で代用出来ます。
A:健康保険証,国民健康保険証,共済組合員証,船員保険証,後期高齢者医療被保険者証,国民年金証書(手帳),厚生年金証書,船員保険年金証書,恩給証書,共済年金証書,印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等
B:学生証,会社の身分証明書,公の機関が発行した資格証明書等(各書類顔写真が貼ってあるものに限る)
過去にパスポートを取得したことがある方は有効期限切れのパスポートを返却してください。
万が一紛失などで手元に無い場合は正直にそれを伝えてください(ない場合でもペナルティなどはありませんので安心してください)
費用
パスポートは5年間有効のものと10年間有効のものがあります(12歳未満は5年間有効のもののみになります)
おすすめは10年間有効のものです。費用は5,000円しか変わらないのに有効期限は倍になります。
また、公的な身分証としても利用出来ますので海外に行かなくても使い道はあります。
都道府県証紙 | 収入印紙 | 合計 | |
10年間有効旅券 | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効旅券(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効旅券(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
証紙、収入印紙はパスポートセンターで購入可能です。
ここまで準備出来ればパスポートセンターで取得手続きを行ってください!念のために場所と受付時間は必ずチェックしましょう。
申請後7日~9日で交付されます。
これが実際のパスポートになります。
- パスポート番号
- 姓
- 名
- 国籍(日本国籍なのでJAPANと記載してあります)
- 生年月日
- 性別(男性はM、女性はF)
- 本籍(本籍地の都道府県)
- パスポート発行年月日
- パスポート有効期限
- 署名(自署)
- 顔写真
パスポートの用意が済めばもう半分以上準備が完了したも同然です。私も海外旅行へ行く際は「パスポートとお金とキャッシュカード」さえあればなんとかなると思っています(笑)
行先の決め方
日程、予算を確認して行先を決定しましょう!
まず取れる日程、予算の確認をしよう
通常一般の人で「30日間!予算は100万!」というのはあまりないと思います。短くて3日、長くて2週間くらいが限度ではないでしょうか?
ヨーロッパへ行きたい!そして3か国くらい周遊したい!と思っていても予算が5万円、日程が3日間では物理的に不可能です。
なので、ご自身の経済状態、取得出来る日数をまず把握しましょう。
海外旅行に掛かる費用について
旅行代金とは?
一般的に旅行代金と言えば、交通費 + 宿泊費です。旅行会社主催の募集型企画旅行または主催旅行であればパンフレットに記載してあります。
また、特に欧州の添乗員同行ツアーではよくあるのですが食事が数回付いている場合がありますが、
東南アジアやハワイ、グアムなどの添乗員が同行しないツアーは基本的に食事が付いていませんので自身で用意しないといけません。
たとえば、、、
それらも必ずチェックしましょう。
旅行会社のパンフレットの料金には基本的に空港諸税が含まれていません。
また、今はほとんどの旅行会社でインクルードになっていますが稀に燃油サーチャージが別料金になっているものがありますので、必ず確認しておきましょう。
行先によって別途査証が必要な場合があります。自分で取得するのが一番お得なのですが超初心者にはハードルが高いです。ここは涙を呑んで旅行会社に依頼しましょう。
それ以外に掛かる費用
旅行で使用するモノの購入費
・衣類 ・バッグ ・スーツケース ・女性だと化粧品 など
正直細かいことを言えばキリがありません。行先、日数やまた自分で譲れないものがあればそれも購入することになります。
例えば、海外ホテルでも3つ星以上だと一応歯磨きセットは部屋に備え付けてあります。
しかし海外の歯ブラシは「大きい」のです。日本人の小さな口には合いません。しっかりと歯磨きをしたい場合は日本でトラベル用の歯磨きセットを購入しないといけません。
また持病を持っていない人でも薬は必須です。
南国に行く際には「虫刺され」の薬は必要です。
急な発熱、頭痛対策に解熱鎮痛剤、水や食べ物が合わないこともあるかもしれませんので胃腸薬などなるべく日本のものを持っていく必要があります。
海外の薬は非常に強力です。効果はバツグンですが副作用が気になる人は使用しない方が身のためです。
空港までのアクセス費用
空港まで行くにもお金がかかります。
新幹線やJR,私鉄、またバスを利用するケースもあるでしょう。
また自家用車を利用する場合でも高速道路料金、ガソリン代、空港駐車場利用代と結構な費用が掛かってしまいます。
海外旅行保険
これは慣れている人でも必須と言えるものです。無保険で海外の病院に掛かった場合、とてつもない医療費を請求されることになります。
でも数千円の掛け捨て保険なのでもったいないですよね・・・
なので、海外旅行の強い味方を紹介します!
エポスカード
エポスカードなら傷害治療費の上限が200万円。疾病治療費の上限が270万円です。
つまり、海外で怪我をしてしまった場合には治療費を200万円まで補償してくれるし、疾病による治療費なら270万円まで補償してくれます。
特に注目したいのは、海外旅行保険を適用させる条件が自動付帯なので、カードを持っているだけで保険を使うことができるところなんです。
さらに!エポスカードの国際ブランドはVISAです。
海外では、JCBやアメリカンエキスプレスが使いにくいこともあるんですが、VISAがあるとショッピングやキャッシングでも安心なんですよ。
しかも年会費が永久無料なんですから人気なのも頷けますよね。
エポスカードは、マルイで申し込みや受け取りができるクレジットカードです。即日発行したい場合には、マルイの中にあるエポスカードセンターで受け取ることができますよ。
日程について
海外旅行なので日本からの移動時間は膨大になります。それに遠方であればあるほど中々行けない国となります。せっかく膨大な時間と高額な費用を使ってほとんど楽しめないのなら本末転倒ですよね。
主要な行先の目安を紹介します。
韓国・台湾 | 2日~4日程度 |
---|---|
東南アジア | 4日~6日程度 |
ミクロネシア | 4日~6日程度 |
ハワイ | 5日~10日程度 |
欧州・アメリカ | 6日~14日程度 |
日程に開きがあるのは短い場合は1~2都市滞在型で長いケースは複数都市(国)周遊型です。また遠方へ行くに従って移動時間が長くなるので出入りの時間も考慮に入れています。
実際に海外旅行費用を計算してみよう
それではバンコク5日間(成田空港発)で行く場合の費用を計算してみましょう。
日程:2020年6月1日~6月5日
航空券料金 | 57,980円(JAL直行便利用)※1 |
---|---|
宿泊費 | 8,000円(ツイン タワーズ ホテル2名1室利用1名あたり4泊)※2 |
食費 | 1食800円×3食×5日間=12,000円(タイでは十分だと思います)免税品(ブランド品)やお土産は別途になります。 |
観光費 | 1万円あれば十分遊べます。飲みに行くのなら場所で変わります。 |
移動費 | 往復1台/約10,000円(スワンナプーム空港⇔市内ホテル専用車)※3 |
※1・・・スカイスキャナー利用
※2・・・agoda利用
※3・・・VELTRA利用
ちなみにJ社で同条件だと航空券+宿泊費+空港送迎で78,800円(空港諸税別途)でした。
航空券はLCCを利用すればもっと安くなりますね。
身の丈にあった旅行にしよう
日程、予算は大丈夫でしたか?
日程的に無理をすれば行ってすぐ帰ってくることになり、中身(観光)がほとんどない旅行になってしまいます。
さらに観光を無理やり詰め込んだり、海外だからと言って羽目を外し過ぎると肉体的にも疲れてしまいますし、どんどん費用が膨れあがることになりかねません。
なので、自分の身の丈にあった旅行にすることが大事です。
行先の情報を集めよう!
現地情報を取得して快適、安心な旅行にしましょう!
旅行会社のパンフレットの収集
旅行会社が無料で配っているパンフレットは旅行の教科書として最適です!
なぜか?と言うと・・・
- 画像が充実しており旅行のイメージをしやすい
- 日程表が必ず記載してあるのでツアープランを把握出来る
- 大まかな旅行代金を確認することが出来る
- 各社いろいろと趣向を凝らしているので見るだけで楽しめる
- 知らなかった名所、観光地を知ることが出来る
などなど、メリットしかありません。書店で旅行雑誌を買う前に下調べとしてパンフレットを見ることにより、より行先のことに興味を持つことが出来ます。
タダでそこまで出来る旅行会社のパンフレット。持ち帰るのは少し重くなるかもしれませんがこれを活用しない手はありませんよ!
時差
旅行のパンフレットの収集が出来たら中身を見てみましょう。日程表に「時差」のことが書いてあります。
時差ボケを舐めてはいけません。ひどい人になると帰国後、日常生活を正常に戻すまで1週間近くかかったりします。
ちなみに日本とハワイとの時差は19時間です。(日付変更線を超えるので1日戻して5時間プラスする計算となります)
時差ボケ対策は必須です。対策のためには現地到着時間に合わせる、日本帰国時間に合わせる(無理やり)方法が簡単です。
現地着また帰国が夜到着するのであれば機内で寝ないようにしましょう。ただしカフェインの大量摂取は逆に到着してから寝られなくなる可能性もあるので注意です。
朝、またはAM中に到着するのであれば軽く仮眠を取り、カフェインを摂取し、到着後太陽の光を浴びるようにしましょう。
時差ボケで旅行が楽しめないのはツライですよね。本当は出発前から少しずつ現地時間に近づけるような生活を送れればいいのですが特に会社員の人には無理ですよね。なので、付け焼刃になってしまいますが参考にしてください。
治安
今まで海外旅行に二の足を踏んでいた人はこれが一番心配です。「日本は安全!」神話が今も根強く残っていることと思います。
しかし私から言わせると海外のほとんどの都市は東京と変わらない程度に安全です!大事なのは危険な情報を事前に入手することです。
海外の危険情報を入手する方法は簡単です。外務省海外安全ホームページを見てください。危険地域、危険地帯が一目瞭然で掲載してあります。
この海外安全ホームページを参考にし、危険な地域には近寄らないようにしましょう。自分の身は自分で守る!これが海外旅行の鉄則です。
気候
せっかく旅行に来たのに毎日が雨・・・全然楽しくないですよね。
でもそれは情報不足だから必然的にそうなったのです。
東南アジアを例にすると、、、
北半球の亜熱帯気候地域は日本の冬にあたる時期が乾季、夏にあたる時期が雨季となります。
※タイ、カンボジア、ベトナムなど
南半球では全くの逆で日本の夏にあたる時期が乾季、冬にあたる時期が雨季となります。
※インドネシア、シンガポールなど
その地域の気候をあらかじめ知ることによりベストシーズンを選べることが出来れば旅行を120%楽しむことが出来ます。
上記の画像はベストシーズンのフィリピンのクラークです。湿度も低く最高でしたよ!
せっかくの旅行、どうせ行くならベストシーズンに行きたいですよね!
現地通貨
当然のことですが海外では「円」の使用は出来ません。よって両替が必要になります。
海外両替所での両替が心配な方は国内空港または現地空港で両替が可能です。
ですが、レートは間違いなく現地両替所で行ったほうが安いです。
現地両替所>>>現地空港>日本空港>>>日本の銀行
少しでも現地に慣れれば現地両替なんて怖くなくなります。またATMでの引き出しもチャレンジしてみましょう!
電圧、コンセントタイプ
世界各国、電圧はマチマチです。そして多くの場合、日本より電圧が高いのが一般的です。またプラグの型が基本的には違います。
なので、日本製の電化製品を使用する場合は変圧器、プラグ変換機が必要になります。
変圧器とは
海外の電圧を日本の電圧に変換して日本の電化製品を利用出来るようにしてくれるものです。
例えば、、、
日本の電圧は100Vですがタイの電圧は220Vです。日本用の100V電圧の電化製品をそのままタイのホテルでコンセントを繋いでしまうと
電化製品が壊れてしまうだけでなく、ホテル設備が破損して賠償問題にまでなってしまう可能性もあります。
変圧器を通せば日本専用の電化製品も安全に使用出来るようになります。
プラグ変換機とは
日本のプラグタイプは「A型」と呼ばれるものです。タイの場合はA型なので普通に使用出来ます。しかしお隣のマレーシアは「BF型」という三つ又のプラグタイプになります。
当然日本のA型は使用出来ません。それを使用するためにプラグ変換機が必要になるわけです。
愛用のドライヤーを持参する場合、変圧器によってはドライヤーの消費電力が高すぎて使用出来ないケースがあります。
その場合、高価な変圧器でないと対応出来ません。
電化製品には必ず対応電圧が記載してあるタグをついているので必ず確認しておきましょう。
現地の移動手段
せっかく現地に行ったのに行きたいところへ行けないのはつらいですよね。かと言ってタクシーはどうなんだろう・・・?バスは?列車は?
しかし不安になることはありません!
便利なのはタクシーです。ただし乗ったらメーターを使っているか必ず確認を!
国によっては安全なタクシー会社があったりします。(ホーチミンのマイリンとかインドネシアのブルーバードなど)事前に調べておけば安心です!
アメリカやヨーロッパの一部を除く、現地のタクシーは日本のように高くありません。気軽に使えます。
ただし地域によっては犯罪の温床になっているケースもありますので事前の情報入手を忘れずに・・・
タクシー利用者は絶対にGrabアプリを入れておいてください。東南アジアではこの上なく重宝します。
また、せっかく旅行に来たのなら少し変わった乗り物にも乗ってみたいですよね。バンコクの運河を走る水上バスなんてローカル感満載で楽しいですよ!
- まずはパスポートを取得しましょう。
- 日程、予算を確認し行先を決定しましょう。
- 行先が決まったら情報を収集しましょう。