海外旅行に行く!と決めたけど相談相手がいない。そんな時にこそ旅行会社を活用してみてください!上手に利用すれば旅行の計画が進むだけでなく、お得に旅行へ行けちゃいます!
- でもどんな旅行会社がいいの?
- 旅行代金が割高になるんじゃないの?
- 不要なものまで押し売りされたりしない?
など不安もありますよね。
この記事では旅行会社との上手な付き合い方を紹介します!
目次
良い旅行会社付き合うための3つの条件+α
あなたの最良の旅行会社を見つけましょう!
信用
海外旅行は高額な費用が掛かります。大事な海外旅行資金を託すのですから、いい加減な旅行会社を選ぶわけにはいきませんよね。
では信用に足る旅行会社を簡単に見つける目安とはなんでしょう?
旅行会社には4つ種類があります。それぞれが取り扱える旅行の範囲が決まっています。
- 第1種旅行業・・・海外・国内の主催旅行が可能です。(観光庁が認可)
- 第2種旅行業・・・国内の主催旅行が可能です。(都道府県が認可)
- 第3種旅行業・・・隣接する市町村への主催旅行が可能です。(都道府県が認可)
- 旅行代理店業・・・主催旅行は一切出来ません。(都道府県が認可)
第1種旅行業とは?
基準資産額3,000万円+営業保証金7,000万円(旅行業協会加入の場合は1,400万円)を満たした旅行会社だけが認可されます。
つまり体力がある旅行会社だということです。
第1種旅行業=一定の信用がある旅行会社
であると言えるでしょう。
旅行会社の店頭に必ず「旅行業登録票」を掲示しないといけないと法令で定められています。
旅行会社登録証に「観光庁長官登録旅行業第〇〇〇号」と記載されている旅行会社が第1種旅行業です。
なので、入店したらまず旅行業登録票を確認しましょう。
第1種旅行業を選びましょう。
実績
自社主催旅行パンフレットを多く出している旅行会社であれば、一定の実績はクリアしていると見て良いでしょう。
しかし、地方の旅行会社は第1種であっても、大手旅行会社のパンフレット販売をメインで行っているところが多いです。
- 最近チャーター便を飛ばしているか?
- 大企業のバックアップを受けているか?
この2つのうちいずれかをクリアしているかが判断材料となります。
海外主催旅行またはチャーター便を数多く実施している旅行会社を選びましょう。
安心感
これは旅行会社というよりスタッフ個人の資質もあります。
旅行知識が少ないスタッフは高い商品を勧める傾向にあります。
それは「高い商品=良い商品」という認識だからです。「とりあえず高い商品を勧めておけば大丈夫!」という安易な判断で勧めているわけです。
そんなスタッフだと安心して旅行を頼めませんよね?
出来るスタッフは顧客のニーズに合わせていろいろな商品を提案してくれます。顧客の目的、予算、日程などを考慮しベターな商品を複数提案してその中から選ばせてくれます。
そういうスタッフだと安心して今後もお付き合い出来ますよね!
また、予約した際、詳細は事細かに記載した「旅行確認書」を契約書と別に発行してくれる旅行会社だとさらに安心出来ます。
それ1枚見れば手配内容の全てが分かるので戸惑うことはありません。
悪質な旅行会社だと旅行契約書さえも発行せず、パンフレットに書いてある約款を盾に顧客に不利なことをゴリ押ししてくるようなところもあります。
旅行知識が豊富で親身になって相談に乗ってくれる旅行会社を選びましょう。
必ず「旅行確認書」を発行してもらえる旅行会社を選びましょう。
旅行会社スタッフは現地情報に詳しくありません
旅行会社スタッフは現地の情報を知りません。旅行に行ったことが実際にないからです。
旅行会社には今まで蓄積した情報があります。
旅行会社は添乗員の報告や顧客アンケートなどをいつでも閲覧出来る環境にあります。旅行会社カウンターのスタッフはそれを参考にしています。
自身が泊まったことがないホテルでも、行ったことのない観光地でも案内出来るわけです。
でもその情報はリアルタイムのものなのでしょうか?当時は新築の素晴らしいホテルでも10年も経つと経年劣化します。なので、旅行会社に任せきりにはせず、自身でも調べることが大事になります。
必ず自分でもチェック!宿泊予約サイトの口コミや観光地の現在の情報を得るためにインターネットを活用しましょう。
格安で旅行に行くための旅行会社知識
少しでも安く海外旅行に行くために!
「ペラ」を狙いましょう。
「ペラ」パンフレットとは?
2色刷りで1枚もの、チラシのようなパンフレットです。
閑散期やある程度旅行に慣れている人向け(痒いところに手が届くようなサービスがない)の安価な旅行パンフレットになります。
ペラパンフレットの注意点
利用航空便がほぼ未定。
航空便の決定が最悪1週間前くらいになることもあるので、出発日に予定は入れないように。
部屋指定不可のケースがある。
ホテルの部屋指定はほぼ出来ません。こだわりがある場合はリクエストを入れることくらいは出来ますのであれば伝えておきましょう。(必ず反映されるわけではありません)
帰りにほぼ必ず土産物屋に立ち寄る。
土産物屋のバックマージンをあてにして旅費を下げているので我慢してください・・・
ペラパンフレットの特徴
- 料金が安い
- 利用期間が短い(GWや年末年始など繁忙期は適用外)
- 突発的に出てくる商品なので頻繁にチェック要
出発空港までのアクセスを安く!
アドオンの有無をチェック。
地方から成田や関空へ移動する場合、国内線を格安で利用出来るケースがあります。
日本から海外への航空機と同じ航空会社の場合や共同運航だったりすると国内乗り継ぎという扱いで安くなります。
パンフレットには記載してありますが扱いが小さく、見逃してしまうかもしれないので旅行会社スタッフに必ず確認しましょう。
マル契JR商品を使って国内アクセス費用を抑えましょう。
「マル契JR切符」を使ったお得な商品があります。
マル契JR切符とは?
切符の左上部に「契」を〇で囲ったマークが入っている格安切符です。JR+ランド(ホテルや観光)をセット販売する時に発券出来る切符です。
主に空港付近ホテルに前泊しないといけない(早朝便利用などの理由で)時に使うことになります。
通常のJR切符と比べて30%~40%引きくらい格安で購入出来るので前泊の際は利用してみましょう。
マル契JR切符の注意事項
- JR単体では利用出来ません。
- 旅行会社以外では購入出来ません。
- 有効期間があるので必ず確認してください。
- キャンセルの場合、通常のJR券と払戻規定が違うので注意!
FITは絶対に断りましょう!
FITとは?
Foreign Independent Tourの略です。いわゆる個人旅行のことです。パンフレットではなく、「オーダーメイド」ツアーになります。
航空券+宿泊+観光+食事+空港移動を1つずつ顧客の希望通りに手配していきますがそのそれぞれに手数料が上乗せされます。
結果、非常に高価な旅行代金になってしまいます。
個人旅行手配なら数回海外旅行に行けば自分でなんなく出来るようになります。それまでは出来合いのもので満足してください。
オプショナルツアーは必ず催行会社を確認
パンフレットの後ろの方には必ず現地オプショナルツアー(以下OP)の記載があります。しかしそのOPを自社催行で実施する旅行会社はあまりありません。
大体が現地旅行会社と契約して丸投げしています。もちろん手数料を上乗せして。
そういうわけなので催行会社をチェックしてインターネット(VELTRAなど)で確認しましょう。全く同じ内容のものを安く参加することが出来ます。
勧められる海外旅行保険は断りましょう。
前記事にも記載しましたが無敵のエポスカードさえあれば保険を掛ける必要はありません。
エポスカード
エポスカードなら傷害治療費の上限が200万円。疾病治療費の上限が270万円です。
つまり、海外で怪我をしてしまった場合には治療費を200万円まで補償してくれるし、疾病による治療費なら270万円まで補償してくれます。
特に注目したいのは、海外旅行保険を適用させる条件が自動付帯なので、カードを持っているだけで保険を使うことができるところなんです。
さらに!エポスカードの国際ブランドはVISAです。
海外では、JCBやアメリカンエキスプレスが使いにくいこともあるんですが、VISAがあるとショッピングやキャッシングでも安心なんですよ。
しかも年会費が永久無料なんですから人気なのも頷けますよね。
エポスカードは、マルイで申し込みや受け取りができるクレジットカードです。即日発行したい場合には、マルイの中にあるエポスカードセンターで受け取ることができますよ。
困ったことがあったらなんでも相談しましょう!
現地で困ったことがあっても日本語で対応してもらえます!そのアドバンテージは物凄く大きいのではないでしょうか?
海外旅行傷害保険などでも日本語通訳サービスが付いていますが、旅行のことに精通しているわけではありません。
ですので、現地で困ったことがあったら遠慮なく現地法人、または日本の旅行会社に相談しましょう!
- 旅行会社は使い方よっては便利です。
- 旅行会社選びは大切です。
- 旅行会社を活用することによって安く旅行に行けることもあります。
- しかし最後に決めるのは自分です!
旅行会社格安パンフレットから旅行代金を計算してみましょう
ペラのパンフレットを解説付きで分かりやすく案内します!
参考に見るのは「日本旅行」の「お気軽台湾3日(航空会社指定なし)カジュアルプランです。
9月1日出発、2名1室利用の条件で見てみましょう。
まず注目するのはフライトです。
利用航空会社(日本発着時):エバー航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空 ●航空会社のご指定はお受けできません。
となっています。そしてツアー日程を見てみると、
【13:30~18:30】成田空港発
記載してある3社の航空会社の出発がこの時間帯にあるということですね。そして記載の通り、選択は出来ません。
次はホテルです。
カジュアルプラン(Cクラス以上)のホテル
※ホテルのご指定はお受けできません。
そちらに記載されてるホテルのいずれかになります。格安商品なのでホテルの指定は出来ません。
料金カレンダーの下にある別途経費。
★出発および現地空港諸税は旅行代金に含まれておりません。別途お支払いただきます。
追加料金明細 | 金額 |
---|---|
空港諸税・空港施設使用料(概算) | 大人:5,490円 子供:4,430円 幼児:- |
台湾の空港税+成田空港使用料が別途加算されます。
安心の空港送迎。
- 【1日目】着後、両替所へご案内後、現地係員とともにホテルへ。
- 【最終日】ショッピングへご案内後、現地係員とともに空港へ。
空港からホテルの送迎です。両替所に行ってくれるのもありがたいですね。最終日にお土産屋さんに立ち寄るのはご愛敬だと思ってください。
オプショナルツアーの中身。
- 夜の九フンと夜の十分天燈上げプラン<2日目・開催日限定>(要追加代金/軽食付き)
- 台北市内観光プラン<2日目限定>(追加代金不要/昼食付き)
- 「鼎泰豊」の夕食と士林夜市プラン(要追加代金/夕食付き)
- 夜の十分観光プラン(要追加代金/夕食付き)
- 夜の九フン観光プラン(要追加代金/軽食付き)
②に参加するとしましょう。「追加代金不要」でしかもランチ付きなんてお得ですよね!しかし安易に無料だからと飛びついてしまうともしかしたら後悔することになるかもしれません。
<2日目・日本申込限定><追加代金不要>
■最少催行人員/1名 ■昼食付き
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ホテル出発(07:30~08:00)→◎行天宮→お茶セミナー→△総統府→◎中正紀念堂→民芸品店→「春梅子」で台湾料理のランチ→◎故宮博物院(滞在時間約1時間)→○忠烈祠→漢方薬店(マッサージ店併設)→MRT松江南京駅解散→現地ツアーデスク(16:30)
<◎入場観光、○下車観光、△車窓観光>
行天宮、中正紀念堂、故宮博物院、忠烈祠と台北市内のメジャーな観光地が入っていて楽しそうですね。
ただし、故宮博物院は本来1時間ではとても回れません。(中国人が多すぎて前に中々進みません)メインで考えている場合だととても残念な結果になってしまいます。
そして、土産店が3つも入っています。民芸品店と漢方薬店はすぐに分かると思いますが、お茶セミナーも普通の茶葉店です。それぞれ最低30分は時間を取ると思いますので、1時間半は土産ものを見るはめになります。
ランチは台湾家庭料理のお店ですが正直どうでしょうか?あまり期待はしない方がいいと思います。(観光客向けの定食だと思います)
無料ですし、台北を初めて訪ねるのであれば「アリ」だと思います。(しかもガイド付き!)が、土産物店に時間を取られたくない場合や、過去に台北に来たことがある方にとっては「ナシ」になるでしょう。
それでは旅行代金をまとめましょう。
44,600円(ツアー代金)+5,490円(空港諸費用)+0円(2日目観光費)=50,090円となります。
2日目観光を付けてこれならまあまあじゃないでしょうか?しかも初めての台北だと空港からの移動も安心ですしね。
もし予算があるのなら・・・
こちらが同日、同キャリア、同行程の航空券料金になります。それにホテル2泊(朝食付き)と空港⇔ホテル間の送迎、観光(ガイド付き)と考えると50,090円は割安な旅行代金と言えるでしょう。
しかし、もっと予算がふんだんに取れ、
- ホテルの立地やグレードにこだわりたい。
- 航空便を早い段階から確定させたい。
- 座席の事前指定をしたい。
- 観光を充実させたい。
と思うなら、そのときこそ旅行会社スタッフに相談してみてください。きっと希望に沿った商品を紹介してくれることでしょう。
そして最後に・・・
良い旅行会社は見つかりましたか?見つけられなかったり、迷っているかたはこちらの旅行一括見積を利用してみてはいかがでしょうか?
その旅行が気に入ればそれで行けばいいと思いますし、それを参考にして旅行会社ともう一戦してみるのも楽しそうです。
見積依頼は無料なので是非試してみてください!