ベストな航空券を予約したい!より安く、より簡単に予約したい!ですよね。でも航空券予約サイトがありすぎてどこを利用すればいいか迷ってしまいます。
そこでこの記事では重要なポイントとおススメランキングをご紹介します!
きっとあなたにとってベストなサイトが見つかりますよ!
目次
まずは航空券の種類を押さえましょう
目的に応じて航空券の種類も変わります。まずはどのような種類の航空券があるのかを知りましょう。
正規運賃航空券
正規運賃航空券は、航空会社から直接購入するチケットです。割引が一切ないので、3種類のチケットの中ではもっとも高価です。
その分、自由度が高いので、「お金がかかっても自由に移動したい」「時間をかけたくない」「臨機応変に対応してほしい」と考える人に利用されています。
正規運賃航空券のメリット
- 直前でも発券可能
- 有効期限が発行日から1年間あり、その期間内であれば予約や経路、航空会社の変更、払い戻しが可能
- 利用する航空会社を自由に決められる
- 年間を通して一定価格で提供される
正規割引航空券
正規割引航空券は、次の2つの種類に分類されます。いずれも正規運賃航空券に比べると割安に購入できますが、制限があるので注意が必要です。
IATA PEX(イアタペックス)航空券
国際航空運送協会(IATA)が取り扱う航空券で、正規運賃航空券よりも割安に購入できます。
IATAには世界約260の航空会社が加盟しており、ほぼどの航空会社でも利用が可能です。
航空会社を自由に組み合わせることができ、航路によって運賃が決まるのでどの航空会社を使っても料金が変わることはありません。
ただ、予約変更はできませんし、キャンセルの際は手数料が発生することもあります。予約の前に、予定をしっかり確認しておきましょう。
ZONE PEX(ゾーンペックス)航空券
各航空会社が独自に割引金額を設定し、個人または旅行会社に対して販売している航空券です。
タイミングがよければ、格安航空券レベルの低価格でチケットを購入できるケースもあります。
航空会社からの購入であるため、マイルの加算率が高かったり事前に座席指定ができたりといったメリットもあります。
予約変更には手数料がかかりますし、キャンセル料も必要ですが、格安航空券に比べるとそれらの割合も低く設定されています。
注意すべき点は、往復で同じ航空会社を利用しなければならないということです。
「コードシェア便(1つのフライトに対し、複数の航空会社が便名を設定して座席を販売するもの)」も、ZONE PEX航空券の対象となります。
格安航空券
航空会社はたくさんの座席を販売するため、旅行会社に対して団体旅行客用に割引運賃で販売します。
それらを団体旅行としてではなく、個人旅行であっても旅行会社や航空券予約サイトを通して購入できます。それが「格安航空券」です。利用直前でも空きがあれば予約できます。
販売する旅行会社によって独自に設定しているため、利用条件はさまざまです。
事前に座席指定ができなかったり、マイルの積算率が低かったり、オーバーブッキングの際にほかの便に変更を求められたりといったデメリットもあります。
購入時には、条件を詳しくチェックしておきましょう。
格安航空券には、次の2つの種類があります。
FIX(フィックス)チケット
予約の時点で、出発便も帰国便も決めておくチケットです。
原則として変更やキャンセルはできません。払い戻しもできないので、予定が確実になった段階で予約しましょう。
格安航空券はもともとツアー旅行用に設定されたものなので、旅行期間などさまざまな制限があります。その制限を受け入れることで、安く購入できるチケットです。
OPEN(オープン)チケット
帰国便の日時を変更できるチケットです。出発後1ヵ月以内に帰国しなければなりません。予約の変更回数によっては手数料がかかることもあります。
予約のタイミングと優先事項に合ったチケットを!
このように、航空券の種類によって料金や利用条件は大きく違ってきます。
どんなに安く購入できても、予定が変わって旅行がキャンセルとなり、購入代金が返ってこなければ意味がありません。
予約のタイミングと自分の中の優先事項に合わせ、どの航空券を利用するか吟味しましょう。
LCC(ローコスト・キャリア)航空券
LCC(ローコスト・キャリア)は俗にいう「格安航空会社」のことです。また、従来の航空会社のことをレガシー・キャリアと呼びます。
LCCがレガシー・キャリアより安い6つの理由
- 使用機種を統一している(整備費の削減)
- 無料サービスをなるべく行わない(客室乗務員人件費の削減)
- 厳しい手荷物重量制限(より多くの客席を販売するため)
- 空港での滞在時間が短い(それにより機体回転率をアップするため)
- 予約はネットがメイン(支店経費の削減)
- メジャー空港の利用をできるだけ回避(空港使用料の削減)
安いには理由があるわけです。そしてLCCにはデメリットも多くあります。
LCC5つのデメリット
- 変更・取消は一切不可
- 機内サービスはほとんど有料のため、予定外の費用が掛かる
- 厳しい重量制限のため、追加預け荷物料金が嵩む
- シートが狭い
- 遅延・欠航が多い。しかもそれに対するフォローがない
LCC利用するにあたって
以上、安い航空券には理由があります。レガシー・キャリアのようなサービスを求めるのはもっての外です。
料金重視!目的地までたどり着ければそれでよし!の気持ちで利用しましょう。
たとえば、、、
遅延や欠航になってしまっても「仕方がない」と、諦められる寛大な気持ちを持ちましょう。
航空券の種類まとめ
いろいろな種類の航空券があることをわかってもらえたと思います。
急遽、旅程を変えたい方、予定を絶対にずらせない方、料金重視の方、グループで参加し、座席を隣同士にしたい方など、
いろいろな希望、目的に合った航空券をメリット・デメリットをきちんと理解した上で手配しましょう。
航空券予約サイトランキング
ランキングの基準ですが、
- 検索し易さ
- 情報の見易さ
- お得度
をそれぞれ★1~5で評価し、その合計で判断しました。
サイト | 検索し易さ | 情報の見易さ | お得度 | 合計 | |
★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★13 | ||
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★13 | ||
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★12 | ||
★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★12 |
第1位:Skyscanner
検索しやすさ★★★★
シンプルで分かりやすい検索画面です。一旦検索結果が出た後に「直行便」「近隣の空港」などのワードで絞る形式のサイトが多い中、最初から「直行便」「近隣の空港」のワード検索が出来るのも◎です。
ですが、空港を入力するとき、「3コード」で入力することが多いんですよね。そして3コードを入力すると・・・
いやいや・・・「NGO」って指定してるのになぜか別の空港がたくさん出てきます。ENTERを連打したら「香港」で検索されてしまって個人的には物凄くストレスなのでマイナスポイントになりました。
情報の見やすさ★★★★
往復ともに一目で見れるのは楽でいいです。必要最低限の情報はまとめて1ページで見れますので料金比較には全く問題はありません。
ただ、一括検索サイトなので航空券の詳細は、別の予約サイトに行かないと判明しません。さらに、他サイトへ飛んで予約しようとしたら、実際には販売していない(売切?)のときがたまにあります。それがマイナスポイントです。
お得度★★★★★
安い航空券が検索出来るサイトです。
しかし、先にもお話しした通り、いろいろなサイトの一括検索をするサイトなので、安いからと言って安易に飛びつくと日本語サポートがないサイトだったりして、後々苦労することがあるかもしれません。
その点さえ注意すればお得な料金で航空券が予約出来ます。
Skysccanerまとめ
初めての方にも使い勝手の良いサイトです。特に料金比較には重宝しますので、積極的に使用して良いと思います。ただし、予約の際は、必ず予約先サイトを確認しましょう。
第2位:エアトリ
検索のしやすさ★★★★★
普通にストレスなく検索出来ます。
右下のアイコンを押せば直行便や航空会社指定も出来ますので、検索のしやすさ、使い勝手は文句なしです。
出発地、目的地の欄をクリックすると主要人気都市一覧が出るのもいいですね。
情報の見やすさ★★★★★
一目で取得出来る圧倒的な情報量は他サイトの追随を許しません。文句なしの★5です!
これが検索結果画面になります。まず、LCCだとその記載が出ます。なので、後から「料金が安いから予約したけど、LCCとは知らなかった」ということはありません。
また、マイルを貯めていらっしゃる方には「アライアンス」も表記してあります。これもうれしいですね。
さらに、選択画面を開くと、航空券の種類が記載されています。これは他の航空券予約サイトにはないものです。
上記の場合は、14日FIXなので可能旅行日数が14日以内ということや、購入後すぐにキャンセル料が発生することも記載してあり、とても親切な設計になっています。
お得度★★★
まず、記載上は安く見えますが、これは諸経費(空港諸税、事務手数料など)が含まれていません。それを含めると思っていたよりも高額になります。
そして何より取消・変更についてはもうすでに「リスク」と言っても過言ではないくらいのものです。
まず、規定の取消料の他に取消事務手数料が掛かり、さらに取扱手数料まで掛かってしまいます。もし、なんらかの事態により航空会社が取消料減免の措置を取ったとしても手数料は掛かります。
これは大きな̠マイナスポイントです。ですので、エアトリで予約するときはそのリスクを理解した上で手配してください。
※2020年2月に上海経由便をエアトリから予約していました。コロナウィルス蔓延により、航空会社が取消料減免措置を取ったので、1月末にキャンセルしましたが、エアトリからは手数料の請求はなく、「全額返金します」との対応でした。
一部のサイトで「コロナショックのとき、航空会社は減免したにも関わらず、返金されない!」とか「エアトリに事務手数料を取られた!」との口コミがあります。
私自身は3月に全額返金されましたので、ここに報告します。
エアトリまとめ
1位のスカイスキャナーと★の数は同じですが、この取消手数料関連でエアトリを2位にしました。これを改善してくれれば文句ナシに1位に推すでしょう。
それでも情報量の多さでは、予約サイトのなかでもダントツに使い勝手の良さなので、十分選択肢の1つとして活用出来ると思います。
第3位:Expedia
検索のしやすさ★★★★★
シンプルな検索画面で迷う必要は一切ありません。空港名が分からなくても都市名を入力するだけで、その都市にある空港の一覧も出てきますので安心です。
誰でも簡単に検索出来る機能性に★5です。
情報の見やすさ★★★
ぱっと見、トップ画面と同じくシンプルで見難いということはないと思います。
悪くはないと思います。悪くは・・・しかし2点ほどマイナスポイントがあります。
一番頂けないのが空港名が3レター記載なところです。「DMK」と書かれていて理解出来る人がどれくらいいるのでしょうか?少なくとも日本の半数は分からないと思います。
続いて、選択ボタンを押さないと復路便の時間、料金が分からないところも̠マイナスポイントです。やはり検索結果画面は必要な情報をどれだけ詰め込むかがポイントになりますよね。
お得度★★★★
航空券自体はそこまでお得ではありません。航空券予約サイトの中でも真ん中くらいだと思います。
しかしホテルセットになると話は変わります。
ホテル、航空券についてはそこまで・・・というのが正直な感想です。そしてそれは、ほかの多くのサイトでもやっています。
ですがやはり航空券+ホテルにすると最大100%OFF!これはすごいです!安い航空券サイト+安いホテルサイトを1サイトで出来るのは大きなメリットと言えるでしょう。
Expediaまとめ
やはり大きな魅力は航空券+ホテルのセット割です。これを活用してお得に海外旅行しちゃいましょう!
また地味に楽なのが、予約完了画面を印刷してそのままEチケットとして使用することが出来ます。(予約詳細ページにEチケットとして使用出来るか要確認)
第4位:Surprice
検索のしやすさ★★★★
個人的に好きなんですよね、Suprice。検索画面は分かりやすいです。余計なものを取っ払った感じです。条件は詳細のタブから設定して絞っていくスタイルです。
すいません、個人的に好きなので番外でランキングに入れました。でも本当に分かりやすいですよ。
情報の見やすさ★★★★
知りたい情報はちゃんと提示してあります。タブの1クリックで乗り継ぎ便も見れますし、都市名もちゃんと表記してあります。欲を言えば空港名も表記して欲しいところですが。
そして左の欄から航空会社の指定やアライアンスもチェック出来ます。
お得度★★★★
Surpriceのサービスの中で特に気に入っているのが割引クーポンです。かなりの頻度で1,000円~3,000円割引のクーポンを出しています。
アジア~東南アジアで3,000円の割引は結構大きいので、迷っているとき、
例えばスカイスキャナーで格安の航空券を見つけたけど、海外のサイトで、しかもあまり評価が高くないサイトだったときなどは、Surpriceをチェックするようにしています。
Surpriceでいただけないところはマイルを事後加算登録しないといけないところです。これは明らかにマイナスです。そこを改善したらもっと使いやすくなると思います。
Surpriceのまとめ
Surpriceは、実は大手旅行会社のHISが運営しています。なので、困った時などは、日本語で問合せが出来ます。これがSurpriceの一番の魅力だと思います。
格安航空券予約サイトで初めて予約する方は、Supriceから始めてみたらいかがでしょうか?
航空券予約サイトランキングまとめ
各サイト飛び抜けている絶対的サイトがない状況ですが、どのサイトも方向性や独自の強みを生かして競い合っています。
何を重視するのか?で予約先は変わります。
これを参考に、あなたの海外旅行にぴったりの航空券予約サイトを見つけてください。